挙句の果て【あげくのはて】

スポンサーリンク
 

【意味】

挙句の果て(あげくのはて)とは、最後の最後には。とどのつまり。

【名前の由来語源・成り立ち】

挙句の果て(あげくのはて)の名前の由来について、「挙句」とは、五・七・五・七・七句で構成される短歌合作、あるいは五・七・五の長句と七・七の短句を連ねていく長連歌などの連歌で、最後の「七・七」の句のことを指す。

ちなみに最初の句は「発句(ほっく)」と呼ぶ。このことから転じて、結局・とどのつまり・ついになどの意で、「挙げ句の果て」というようになった。

【使い方・用例・実例】

*人情本・春色辰巳園〔1833〜35〕三・六「とふとふ向ふへ抱こまれて、あげくの果(ハテ)には切口上」

【漢字辞典】

「あげくのはて」を漢字で書くと「挙句の果て」と表記する。

スポンサーリンク