垢抜け【あかぬけ】

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【意味】

垢抜け(あかぬけ)とは、洗練されていること。野暮なところがなくすっきりしていること。

【名前の由来語源・成り立ち】

垢抜け(あかぬけ)の名前の由来について、垢が抜けてさっぱりとする意味から、気がきいている・洗練されている人物を形表す。また、「あか」は「垢」ではなく「灰汁(あく)」のことで、灰汁の強い野菜などの灰汁抜きの音が転じたものとも言う。

【使い方・用例・実例】

*浄瑠璃・契情小倉の色紙〔1840〕隼人住家「弁舌水のよどみなく、実にも小松屋宗右衛門、垢ぬけのした親仁也」

*浮雲〔1887〜89〕〈二葉亭四迷〉一・四「小股の切上(きりあが)った、垢抜けのした、何処ともでんぽふ肌の、萎(すが)れてもまだ見所のある花」

【漢字辞典】

「あかぬけ」を漢字で書くと「垢抜け」と表記する。

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