暁【あかつき】

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【意味】

暁(あかつき)とは、夜半過ぎから夜明け近くのまだ暗いころまで。未明。

【名前の由来語源・成り立ち】

暁(あかつき)の名前の由来について、奈良時代には「あかとき(明時)」といったが、平安時代になって「あかつき」と音が変化した。

古くは夜を3つに区分し、「宵」「夜中」に続く時分が「あかとき」で、未明のころを指した。現在の意味になったのは平安時代で、音とともに意味も変化した。

【使い方・用例・実例】

*源氏物語〔1001〜14頃〕葵「あか月深くかへり給ふ」

*玉葉和歌集〔1312〕雑二・二一三一「里々の鳥の初音は聞ゆれどまだ月たかきあかつきの空〈永福門院〉」

【漢字辞典】

「あかつき」を漢字で書くと「暁」と表記する。

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