足かせ/足枷【あしかせ】

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【意味】

足かせ(あしかせ)とは、自由な行動を束縛すること。

【名前の由来語源・成り立ち】

足かせ(あしかせ)の名前の由来について、「足枷」とは昔の刑罰の道具で、二枚の厚板の真ん中を繰り抜き、罪人の足首にはめて自由に動けないようにしたもの。

手首にはめるのは「手枷」といい、四字熟語で「手枷足枷」といえば、自由が束縛されて、がんじがらめの状態のたとえにいう。

【使い方・用例・実例】

*新浦島〔1895〕〈幸田露伴〉七「女房は足枷(アシカセ)子は首枷、無い中が男の花」

*文明批評家としての文学者〔1901〕〈高山樗牛〉「凡ての高きに向って進む者の足枷(アシカセ)〈略〉は即ち是等の偽学者なりと罵り」

【漢字辞典】

「あしかせ」を漢字で書くと「足枷」と表記する。

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