大黒柱【だいこくばしら】

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【意味】

大黒柱とは、民家の中央部に立っている最も太い柱。または一国・一家の中心となって支えている人物。

【名前の由来語源・成り立ち】

大黒柱の名前の由来について、昔、民家の土間(台所)に面した所に立てられ、台所の神として大黒天を祭ったことから、「大黒柱」と呼ばれるようになったという。

また一説には、平城京や平安京で政務を行う大内裏の中心を「大極殿(だいごくでん)」と呼び、そこの柱が太く立派であったことから、そのような柱を「大黒天柱」といい、のちに略されて音も変化して「大極柱(だいこくばしら)」というようになったともされる。

【使い方・実例・用例】

*浮雲〔1887〜89〕〈二葉亭四迷〉一・三「其地へ往って一軒の家を成やうになれば家の大黒柱とて無くて叶はぬは妻」

【漢字辞典】

「だいこくばしら」を漢字で書くと「大黒柱」「大極柱」と表記する。

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