泥酔【でいすい】

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【意味】

泥酔(でいすい)とは、ひどく酒に酔うこと。

【語源・由来・成り立ち】

泥酔(でいすい)の語源・由来について、中国由来の語であり、まるで泥のように酔うこと。「異物志」という書物によると、「泥(でい)」は虫の名で、この虫は水中では活発だが、水がないと酔って泥土のようにぐにゃぐにゃになるといわれるところからいう。そのぐにゃぐにゃの様子をたとえ泥酔と言った。

【実例・用例】

*滑稽本・浮世風呂〔1809〜13〕四・中「あの家は泥酔(デイスイ)が宅(うち)だ」

*あめりか物語〔1908〕〈永井荷風〉夜半の酒場「泥酔した水夫も女郎も」

【漢字辞典】

「でいすい」を漢字で書くと「泥酔」と表記する。

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