【意味】
縁起(えんぎ)とは、物事の吉凶の前兆。
【語源・由来・成り立ち】
縁起の語源・名前の由来について、本来は仏教語で、すべての事象は種々の因(原因)と縁(条件)によって生ずるとする「因縁生起(いんねんしょうき)」の意で、仏教の重要な教えの一つ。
原因や条件を追求し説明しようとする姿勢が転じ、多くの派生的意味が生じた。
神社仏閣や仏像・経典などの由来や沿革も「縁起」といい、幸・不幸のきざし、吉凶の前兆と言った意味で、「縁起が悪い」「縁起をかつぐ」などと使われた。
【使い方・実例・用例】
*BICジャパン、縁起のよいデザインを採用した和柄ライター「BIC WAGARA(ワガラ) ライター」シリーズを3月下旬より発売。(産経ニュース)
【漢字辞典】
「えんぎ」を漢字で書くと「縁起」と表記する。