軍配【ぐんばい】

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【意味】

軍配(ぐんばい)とは、相撲の行司が用いるうちわ。または軍隊の指揮をすること。「ぐんぱい」とも呼ぶ。
⇒「軍配を上げる

【語源・由来・成り立ち】

軍配(ぐんばい)の語源・由来について、「軍配うちわ」の略称であり、「軍配」は軍の陣を配置すること。

軍配うちわは戦国時代に武将が自軍の指揮をとるときに使用した道具であるが、相撲の行司が土俵の上で勝敗をさばくときに使ううちわもさすようになった。

ことわざ「軍配を上げる」は、相撲の行司が勝った力士の方に軍配を上げること。そこから試合や競争などで勝った側を指示することをいう。

【使い方・実例・用例】

*西洋道中膝栗毛〔1870〜76〕〈仮名垣魯文〉五・上「両人をよせあはせヤットひきたるぐんばいにふたりはいちどにたちあがるに」

*読売新聞‐明治三八年〔1905〕二月六日「相撲司吉田家より紫総の軍配と福草履を允され」

【漢字辞典】

「ぐんばい」を漢字で書くと「軍配」と表記する。

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