愚連隊【ぐれんたい】

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【意味】

愚連隊(ぐれんたい)とは、繁華街をうろつき、暴行、ゆすり、たかりなどをする不良青少年の仲間。

【語源・由来・成り立ち】

愚連隊(ぐれんたい)の語源・由来について、「愚連隊」は当て字であり、「ぐれる」という言葉から来ている。「ぐれる」は「はまぐり(蛤)」を逆さまにした「ぐりはま」から来ており、「ぐりはまる」から「はま」が落ちて「ぐりる」になり、後に「ぐれる」になったと言われる。

愚連隊の起源は日露戦争後に横浜にあらわれた硬派の不良学生とする説が、暉峻康隆著『すらんぐ』で紹介されている。

【実例・用例】

*時事新報‐明治三四年〔1901〕九月一日「横浜遊廓内には近来グレン隊と称する一種の悪党顕はれ」

*人間の壁〔1957〜59〕〈石川達三〉上・いばらの道「巷には不良少年や愚連隊

【漢字辞典】

「ぐれんたい」を漢字で書くと「愚連隊」と表記する。

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