威儀を正す【いぎをただす】

スポンサーリンク
 

【意味】

威儀を正す(いぎをただす)とは、身なりやかたちをととのえて、作法にかなった立ち居振舞いをする。また、居ずまいをただす。威儀を繕う。威儀を調う。

【名前の由来語源・成り立ち】

威儀を正す(いぎをただす)の名前の由来語源について、「威儀」は本来は仏教語で、戒律にかなった起居動作のこと。また、その際の作法・規則をいう。

ちなみに、行(ぎょう:歩く)・住(じゅう:止まる)・坐(ざ:座る)・臥(が:臥せる)を四威儀(しいぎ)といい、威儀とは日常生活におけるすべての行動を含む。

【使い方・用例・実例】

*二人女房〔1891〜92〕〈尾崎紅葉〉上・六「母親威儀(ヰギ)を正(タダ)し、と云ふ態度(みえ)で、『お銀』と頗る厳格(おごそか)に口を切ると」

【漢字辞典】

「いぎをただす」を漢字で書くと「威儀を正す」と表記する。

スポンサーリンク