意気軒昂【いきけんこう】

スポンサーリンク
 

【意味】

意気軒昂(いきけんこう)とは、いきごみが盛んであるさま。元気のあるさま。

【名前の由来語源・成り立ち】

意気軒昂(いきけんこう)の名前の由来語源について、「意気」は気力、精神力の意で、「軒昂」は気持ちが奮い立つ様子を意味する。

明治ごろに「意気揚々」「意気昂然(こうぜん)」など、意気込みが高い様子をいう四字熟語がよく使われるようになり、その中で「意気軒昂」も使われるようになった。

【使い方・用例・実例】

*恋慕ながし〔1898〕〈小栗風葉〉四「意気軒昂(イキケンカウ)、彼の鼻息は当るべからざるもので」

*社会百面相〔1902〕〈内田魯庵〉貴婦人・上「主人(あるじ)の婦人は意気軒昂として」

*日々の収拾〔1970〕〈坂上弘〉「この母は、自分を必要としていない。まだ意気軒昂なのだ」

【漢字辞典】

「いきけんこう」を漢字で書くと「意気軒昂」と表記する。

スポンサーリンク