鼬ごっこ/イタチゴッコ【いたちごっこ】

スポンサーリンク
 

【意味】

いたちごっことは、両者が同じようなことをくりかえして、らちがあかないこと。

【名前の由来語源・成り立ち】

いたちごっこの名前の由来語源について、もとは、2人が向い合って「いたちごっこ、ねずみごっこ」と唱えながら、すばやく相手の手の甲をつまみ合いながら、順次その手を上に重ねていく、子供の遊びのこと。

その遊びがいつまで経っても終わらないことからたとえていうもので、イタチが追いかけっこをするわけではない。

【使い方・用例・実例】

*福翁自伝〔1899〕〈福沢諭吉〉老余の半生「自分より下に向て威張れば上に向ては威張られる。鼬(イタチ)こっこ鼠こっこ、実に馬鹿らしくて面白くない」

*海に生くる人々〔1926〕〈葉山嘉樹〉八「寒さに対しては、彼等は必要以上に体を揺り動かした。眠さに対しては、彼等は膝関節がグラグラして、作業が空になるのであった。そして、それが、お互に鼬ごっこをしてゐるのであった」

【漢字辞典】

「いたちごっこ」を漢字で書くと「鼬ごっこ」と表記する。

スポンサーリンク