垣間見る【かいまみる】

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【意味】

垣間見る(かいまみる)とは、物のすきまからひそかにのぞき見ること。また、ちょっと見る。かいまむ。かいばみる。かいばむ。

【語源・由来・成り立ち】

垣間見る(かいまみる)の語源・由来について、「かきま(垣間)見る」の音便形、すなわち垣のスキマからのぞき見するのが原義とされている。「垣間」とは、垣のすきまのことをさす。

【実例・用例】

*竹取物語〔9C末〜10C初〕「闇の夜に出でても、穴をくじり、かひまみ、まどひあへり」

*中野重治論‐なかの・しげはる論〔1946〕〈荒正人〉「魂の襞(ひだ)をかいまみたく思うだけである」

【漢字辞典】

「かいまみる」を漢字で書くと「垣間見る」と表記する。

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