カンパチ/間八【かんぱち】

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【意味】

カンパチとは、アジ科の海魚。前頭部に、「八」の字形の斑紋のあるところから言うとされる。

【語源・由来・成り立ち】

カンパチの語源・由来について、前頭部に「八」の字形の斑紋(はんもん)があるところから由来している。

「カンパチ」は東京での呼び名で、地方名は数多く、ヒヨ(神奈川)、アカイオ(北陸)、シオ(東海-関西での若魚の呼称)、チギリキ(和歌山)、アカバネ(香川)、アカバナ(関西-九州)等がある。

また本種は、日本各地で大きさによって呼び名が変わる「出世魚」でもある。

【実例・用例】

*鮨〔1939〕〈岡本かの子〉「カンパチが脂がのってゐます」

*自由学校〔1950〕〈獅子文六〉不同調「旧子爵は、そういって、カンパチの刺身に、手を出した」

【漢字辞典】

「かんぱち」「カンパチ」を漢字で書くと「間八」と表記する。

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