顔見せ/顔見世【かおみせ】

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【意味】

顔見せ(かおみせ)とは、大勢の人に初めて顔をみせること。

【語源・由来・成り立ち】

顔見せ(かおみせ)の語源・由来について、もともと歌舞伎用語であり、1年に1回、役者の交代のあと、新規の顔ぶれで行う最初の興行でその一座を観客にみせ、発表するのが顔見世だった。現在の用法は、これを受ける語であり、大勢に顔を見せるという点が、今の用法に継がれている。

【使い方・実例・用例】

*夫婦善哉〔1940〕〈織田作之助〉「使ってくれと新しい女給が『顔見せ』に来れば頭のてっぺんから足の先まで素早く一目の観察で、女の素性や腕が見抜けるやうになった」

【漢字辞典】

「かおみせ」を漢字で書くと「顔見せ」「顔見世」と表記する。

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