【意味】
乞食 (こじき)とは、食物や金銭を人から恵んでもらって生活すること。また、その人。ものもらい。おこも。
【語源・由来・成り立ち】
乞食の語源・名前の由来について、本来は仏教語で、修行僧が在家を回って食物を乞うこと、またその僧をいった。修行僧は自活することを禁じられ、最低限の食物をもらい受けた。
日本にも仏教語として入ったが、やがて一般化するにつれ、外面的な物もらいの面ばかりを意味するようになり、修行僧以外でも他人に金品の施しを受けることや、そういう者をさすようになった。
当初は「こつじき」であったが、しだいに「こじき」と形を変えた。
【使い方・実例・用例】
*放置すれば乞食が食べ物を乞うのと同じで永遠に満腹感がない状態が続かないとも限りません。
【漢字辞典】
「こじき」を漢字で書くと「乞食」と表記する。