【意味】
事切れるとは、息が絶える。死ぬ。
【語源・由来・成り立ち】
事切れるの語源・名前の由来について、古語では「こときる」といい、平安後期ごろに現れて「物事が終わる」の意を表した。鎌倉時代に入ると人についても使うようになり、「息が絶える」の意が派生した。
「縡切れる」とも書かれるが、「縡」は当て字で、本来「生命」の意味はない。
【使い方・実例・用例】
*憤りとふがいなさを痛感する日々の中で、寸前で事切れる心境の彼を救ったのは、かけがえのない恩師の言葉だった。
【漢字辞典】
「こときれる」を漢字で書くと「事切れる」と表記する。