客観【きゃっかん】

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【意味】

客観(きゃっかん)とは、主観に対するもの。当事者ではなく、第三者の立場から観察し、考えること。また、その考え。客体。

【語源・由来・成り立ち】

客観の語源・名前の由来について、英語objectの訳語。西周(あまね)訳の『心理学(1878年)』に見える。

もとは漢籍で、立派な容貌、外観の意で用いられていた語で、日本では明治初期に訳語として一般化した。当時は「かっかん」と読まれていた。

英語のobjectの語源は、ラテン語のobjectumで、前に投げられたものという意味で、前面の対象を意味し、中世哲学においては、意識の対象として、表象や観念に相当するものを意味していた。

【使い方・実例・用例】

客観的な見方をすると冷静すぎるようにみられてしまう。

【漢字辞典】

「きゃっかん」を漢字で書くと「客観」と表記する。

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