道草を食う【みちくさをくう】

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【意味】

道草を食う (みちくさをくう)とは、馬が道ばたの草を食って進行が遅くなる。転じて、目的地に行く途中で、他のことに時間を費やす。道草をとる。

【名前の由来語源・成り立ち】

道草を食う (みちくさをくう)の名前の由来語源について、馬が道端の草を食べて、先に進もうとしないことからたとえていうもので、鎌倉時代の『吾妻鏡(あずまかがみ)』ですでに比喩としての記述がみられる。

【使い方・用例・実例】

*滑稽本・東海道中膝栗毛〔1802〜09〕初「彼是と興じて、爰を立出、いろいろ道草を喰ふ、駅路の気さんじは」

【漢字辞典】

「みちくさをくう」を漢字で書くと「道草を食う」と表記する。

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