【意味】
みっともないとは、見た目にわるい。見苦しい。体裁がよくない。外聞が悪くて、他に対してはずかしい。みっともよくない。みっとむない。
【名前の由来語源・成り立ち】
みっともないの名前の由来語源について、もともと中世の「見たくもなし」が語源である。これが時代とともに「見たうもない」「見とむない」などと呼び方を変えて、近世後期には「みっとむない」「みっともない」などとなったもの。
近代には「みっともいいものではない」「みっともよくない」などの言い方も生まれたとされる。
【使い方・用例・実例】
*当世書生気質〔1885〜86〕〈坪内逍遙〉一三「第一素人の手業をしらねば、世間体が見(ミ)っともない」
【漢字辞典】
「みっともない」の漢字表記はなし。