鳩尾【みぞおち】

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【意味】

鳩尾(みぞおち)とは、胸の中央部で、胸骨に接するへこんだ部分。柔道、空手などで急所の一つとされている。心窩。みずおち。「溝落」とは書かないので注意。

【名前の由来語源・成り立ち】

鳩尾(みぞおち)の名前の由来語源について、「みぞおち」は「水落ち(みずおち)」が変化した語。飲んだ水がおちる場所という意味。漢字の「鳩尾」は、この部分の形が鳩の尾に似ていることから。

【使い方・用例・実例】

*小学読本〔1874〕〈榊原・那珂・稲垣〉二「胸骨の下を鳩尾(ミソオチ)といひ臍下を小腹といふ」

*秘密〔1911〕〈谷崎潤一郎〉「みぞおちから肋骨の辺を堅く緊め着けてゐる厚板の丸帯」

【漢字辞典】

「みぞおち」を漢字で書くと「鳩尾」と表記する。

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