【意味】
手跡。筆跡。消息の文。手紙。たまずさ。
【語源・由来・発祥・成り立ち】
水茎の語源については、「みずみずしい茎」の意味で、これを筆にたとえて「みずぐき」と表すようになった。
また手紙に玉をつけた梓の木を持たせて使いのしるしとし、その梓をみずみずしい木という意で消息文のことをいい、転じて筆跡または筆にもいう。
さらに水茎自体が、植物「コウボウムギ(俗に筆草という)」のことをさし、その古い地下茎の先端部が筆の穂の形をしているので、切って筆先に用いるところからなど、諸説ある。
【漢字辞典】
「みずぐき」を漢字で書くと「水茎」と表記する。