【モルヒネ(morfine)】

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【意味】

モルヒネ(morfine)とは、麻薬の一種。アヘン含有アルカロイドの一種。強い麻酔、鎮痛、鎮咳(ちんがい)、呼吸抑制作用をもち、習慣性のため中毒を起こしやすい。麻薬取締法により取扱いが規制されている。

【名前の由来語源・成り立ち】

モルヒネ(morfine)の名前の由来について、1805年、ドイツのゼルチュルナーが発見。麻酔剤・鎮痛剤として用いられる。

モルヒネの由来は、ギリシア神話の夢の神モルフェウス (Morpheus)。夢のように痛みを取り除いてくれることから名付けられた。鎮痛剤として有効だが、習慣性が強いので、多用すると中毒になる。

【用例・実例】

*東京日日新聞‐明治三九年〔1906〕二月五日「昨年十一月八日午前八時頃大次郎を誘ひ寄せ、モルヒネを渋茶に混じて服用せしめたるも」

【漢字辞典】

「モルヒネ」はカタカナ語のため漢字表記はなし。

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