寝耳に水【ねみみにみず】

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【意味】

寝耳に水 (ねみみにみず)とは、まったく思いがけず、突然なできごとをいう。寝耳にすりこぎ。

【名前の由来語源・成り立ち】

寝耳に水 (ねみみにみず)の名前の由来語源について、「寝耳に水」の「水」は水音の意で、寝ているときに出水や洪水などの濁流音が耳に飛び込んでくるような恐ろしい状態をいった。

そこから、不意の出来事や知らせに驚くことをたとえていうようになった。

【使い方・用例・実例】

*歌舞伎・助六廓夜桜〔1779〕「何ぢゃ、わしが意休と寝たえ。こりゃをかしいわいな。ほんに寝耳に水でござんすわいなア」

*竹沢先生と云ふ人〔1924〜25〕〈長与善郎〉竹沢先生と虚空・一二「実に晴天の霹靂とはこの事であった。寝耳に水をかけられた自分達は唯固唾を呑んで祈った」

【漢字辞典】

「ねみみにみず」を漢字で書くと「寝耳に水」と表記する。

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