新嘗祭【にいなめさい】

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【意味】

新嘗祭 (にいなめさい)とは、旧祝祭日の一つ。一一月二三日で、天皇がその年の新穀を神に供え自らも食する儀が、宮中においてとり行なわれた。現在は、この日を勤労感謝の日とする。

【名前の由来語源・成り立ち】

新嘗祭 (にいなめさい)の名前の由来語源について、古くは「新嘗」の二字を「にひなめ」「にひなへ」「にはなひ」「にふなみ」などといった。その意味は「にひ(新穀)のあへ(餐)」を略したもので、新穀を神に供えると考えられている。「あへ(餐)」とはもてなしの意。

【使い方・用例・実例】

*風俗画報‐一六九号〔1898〕祭典「本祭は〈略〉新飯神事といひしなるを既に官より新嘗祭(ニイナメサイ)の奉幣あらせらるるにより改めて秋季祭といふ」

【漢字辞典】

「にいなめさい」を漢字で書くと「新嘗祭」と表記する。

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