音頭をとる【おんどをとる】

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【意味】

音頭をとる(おんどをとる)とは、他の人の先頭に立って物事をする。

【語源・由来・成り立ち】

音頭をとる(おんどをとる)の語源・由来について、もともと音楽用語が一般化した言葉である。「音頭」は和製漢語であり、中古の時代から用いられ、雅楽では管楽器の首席奏者、合唱ではその先導者を指した。

「音頭をとる」は合唱の調整のために歌い出すことであった。現在では、音曲だけでなく物事一般をリードするという用法で広まっている。

【実例・用例】

*第2ブラリひょうたん〔1950〕〈高田保〉自治文化「NHKあたりが音頭をとってくれれば、一種の音楽運動にもなって面白い結果ともなりはしないか」

*明日への楽園〔1969〕〈丸山健二〉五「祭りの開催を宣告し、乾杯の音頭を取る

【漢字辞典】

「おんどをとる」を漢字で書くと「音頭をとる」と表記する。

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