早乙女/早少女【さおとめ】

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【意味】

早乙女(さおとめ)とは、田植えをする少女。

【語源・由来・成り立ち】

早乙女(さおとめ)の語源・由来について、早乙女の「サ」はサオリ(田植初(はじ)め)、サナブリ(田植終(じま)い)、サナエ、サツキの「サ」と同じく「田の神」にかかわる語で、それに奉仕する「聖なる乙女」が早乙女の原義ともみられる。

植女(うえめ)と並ぶ古い用語で、ソウトメ、サツキ女、ハナムスメ、シヨトメなどともよぶ。田植(苗の移植)は稲作の要(かなめ)で、多数の働きで一挙に仕上げる必要があり、古くから女手が主力にもなっていた。

【漢字辞典】

「さおとめ」を漢字で書くと「早乙女」「早少女」と表記する。

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