椎の灯火茸【シイノトモシビタケ】

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椎の灯火茸【シイノトモシビタケ】

【意味】

シイノトモシビタケ(椎の灯火茸)とは、キノコの一種。発光性を有し、ひだと柄が暗所で強く光るのが特徴。

【名前の由来語源・成り立ち】

シイノトモシビタケ(椎の灯火茸)の語源・由来について、「椎」は常緑高木の総称、「灯火」はあかりを意味する。光をはなつ「椎の灯火茸」の名前は、きのこ研究者である大谷吉雄の提唱したとされる。属名はギリシア語起源の「」に由来し、種小名はラテン語で「天の光」を意味する。

日本特産種であり、八丈島などにみられる。森の妖精ともいわれ親しまれ、八丈島では、新種とみなされる以前から「鳩の火」の通称で呼ばれていた。

【実例・用例】

梅雨を前に、光るキノコとして知られる「シイノトモシビタケ」(キシメジ科)が、和歌山県紀南地方の沿岸林で幻想的な淡い緑色の光を放ち始めた。(紀伊民報)

【漢字辞典】

シイノトモシビタケの漢字表記は「椎の灯火茸」である。

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