【意味】
森羅万象 (しんらばんしょう)とは、あらゆる現象、宇宙に存在するすべての物事。
【語源・由来・成り立ち】
森羅万象の語源・名前の由来について、「森羅」はたくさんの樹木が茂って並ぶさまを表すのが原義で、転じて数限りなく並び連なるものの意になり、さらに万物の意を表した。
「万象」はすべての形の意を表し、あらゆる現象の意に転じた。この2つの語が合わさって「森羅万象」となり、当初は「しんらまんぞう」と読まれていた。
【使い方・実例・用例】
*開高健文豪は「森羅万象に多情多恨たれ」とおっしゃった。
【漢字辞典】
「しんらばんしょう」を漢字で書くと「森羅万象」と表記する。