ソロバン/算盤/十露盤【そろばん】

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【意味】

そろばん(算盤)とは、計算器具の一つ。この具による計算を珠算(しゅざん・たまざん)と呼ぶ。

【語源・由来・成り立ち】

そろばん(算盤)の語源・由来について、そろばんが伝来する以前は、計算用具としては算木が使用されていた。
「そろばん」の中国から日本への伝来が室町時代末期であることと、現代中国語でも「算盤」を使用していることなどから、「そろばん」は「算盤」の唐音ソワンパン日本語化して語源となったといわれる。

【実例・用例】

*潮騒〔1954〕〈三島由紀夫〉一「一人の見知らぬ少女が、『算盤(ソロバン)』と呼ばれる頑丈な木の枠を砂に立て、それに身を凭(もた)せかけて休んでゐた」

*浮城物語〔1890〕〈矢野龍渓〉九「此行や天文地理、一として算盤(ソロバン)の力を要せざるはなし」

【漢字辞典】

「そろばん」を漢字で書くと「算盤」「十露盤」と表記する。

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