狸饂飩/狸うどん【たぬきうどん】

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【意味】

狸うどん(たぬきうどん)とは、かけうどんの上に揚玉と葱(ねぎ)や鳴門巻などを載せたもの。たぬき。

【語源・由来・成り立ち】

狸うどん(たぬきうどん)の語源・由来について、蕎麦や饂飩の「たぬき」が表す料理は地方によって異なる料理を示すこともありそれぞれ異なっている。

ひとつが、タネ抜きの転化したとする説である。天ぷらの「タネ」を入れない(タネを抜いた)揚げ物の「タネヌキ」であり、そば屋で「天ぬき」を頼むと天ぷらそばのそば抜きが出てくるのと同様で、「タネ抜き」を語源に「たぬき」とした説である。

二つ目は、油揚げを入れたそばの語源に関する説で、うどんの麺の白に対して、そばの麺の黒を「たぬき」に例えたとする説である。

【漢字辞典】

「たぬきうどん」を漢字で書くと「狸饂飩」と表記する。

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