【意味】
窘める(たしなめる)とは、(主に、目上の人が目下の人に対して)それはいけないことだと穏やかに注意を与えること。
【語源・由来・成り立ち】
窘める(たしなめる)の語源・由来について、四段活用動詞「たしなむ」には、「気をつけて身をつつしむ」という意味があり、これが派生して、「たしなめる」という言葉ができたとされる。
【使い方・実例・用例】
*当世少年気質〔1892〕〈巖谷小波〉二「厳しく窘(タシナ)められて、太平一言も無いけれど」
*夜明け前〔1932〜35〕〈島崎藤村〉第一部・下・八・六「お民はたしなめるやうに言って見せた」
【漢字辞典】
「たしなめる」を漢字で書くと「窘める」と表記する。