黄昏【たそがれ】

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【意味】

黄昏(たそがれ)とは、夕方の薄暗い時。夕暮れ。暮れ方。たそがれどき。また、比喩的に用いて、盛りの時期がすぎて衰えの見えだしたころをもいう。

【語源・由来・成り立ち】

黄昏(たそがれ)の語源・由来について、 古くは「たそかれ」と呼んでいた。江戸時代以降に「たそがれ」と若干変化した。

夕方の薄暗いときはまわりの視界がわるく、人の顔が見分けにくいことから、「誰だあれは?」という意味で「誰そ彼(たそかれ)」と言ったことから、「たそかれ(たそがれ)」は夕暮れ時をさす言葉となったとされる。

【使い方・実例・用例】

*和英語林集成(再版)〔1872〕「ヒノtasogareni (タソガレニ) ナッタ」

*現代文学にあらはれた知識人の肖像〔1952〕〈亀井勝一郎〉杉野駿介「この両者の闘争はその極端に機械的な性格の故に、私には人類の黄昏(タソガレ)としてみえる」

【漢字辞典】

「たそがれ」を漢字で書くと「黄昏」と表記する。

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