手綱を締める【たづなをしめる】

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【意味】

手綱を締めるとは、勝手な言動をしたり、気を緩めたりしないように他人を抑制すること。「たずな」と書くのは誤り。

【名前の由来語源・成り立ち】

手綱を締めるの由来について、「手綱」は馬を操るために轡(くつわ)に付けた綱のこと。

馬は手綱を締めればブレーキがかかってゆっくり走り、緩めれば速く走る。そこから、人を制御する際の比喩で用いられるようになった。

【使い方・実例・用例】

*虞美人草〔1907〕〈夏目漱石〉一「『そこでクレオパトラがどうしました』と抑へた女は再び手綱(タヅナ)を緩める」

【漢字辞典】

「たづなをしめる」を漢字で書くと「手綱を締める」と表記する。

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