敵に塩を送る【てきにしおをおくる】

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【意味】

敵に塩を送る(てきにしおをおくる)とは、自分と対立して争う者になさけをかけ、その相手の利益になるようなことをあえてする。

【名前の由来語源・成り立ち】

敵に塩を送る(てきにしおをおくる)の名前の由来語源について、戦国時代、北条・今川軍に兵糧攻めにあい、窮地に立たされていた宿敵武田信玄のもとに、上杉謙信が塩を送ったと伝えられることにちなむ。

【使い方・用例・実例】

*街の物語〔1934〕〈榊山潤〉「炭をとっておかなければ、草田さんも困るだらう。池内さんの奥さんは、謂はば敵に塩を送るやうな立場になったのである」

【漢字辞典】

「てきにしおをおくる」を漢字で書くと「敵に塩を送る」と表記する。

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