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▶ 外郎【ういろう】

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外郎【ういろう】の名前の由来語源・使い方

【意味】

外郎(ういろう)とは、米の粉に黒砂糖などで味付けした蒸し菓子。名古屋、山口の名物。「外郎餅(ういろうもち)」とも。

【名前の由来語源・成り立ち】

外郎(ういろう)の語源・由来について、「外郎餅(ういろうもち)」の略称であり、もともと中国の薬を外部員外郎(いんがいろう)であった陳宗敬(ちんそうけい)が南北朝時代に日本に渡来した際に、博多で売りはじめた「透頂香(とうちんこう)」名のという薬のことをさした。外部員外郎とは、薬を調達する役職のこと。

当時の家名を「外郎(ういろう)」と称したことから、薬の名も「ういろう」と呼ばれるようになった。「外」を「うい」と読むのは唐音。菓子の外郎は、外の色や形が似ていることからの命名されたものである。

その薬は痰切りや口臭消しに効能があるとされ、江戸時代になって、京都などで売りに出されて全国的に有名になった。「外郎餅(ういろうもち)」の名称は、苦い薬である外郎を飲んだあとの、口直しに食べたからともいわれている。

【使い方・実例・用例】

*俳諧・大矢数千八百韻〔1678〕二「待宵に匂ひをとむる外郎餠 茶屋もつれなき小田原そだち」

*浮世草子・好色産毛〔1695頃〕二・一「おもひおもひの好事とて、煮びたし鮒のかたはし喰〈略〉菓子に羊羹外郎餠(ウイラウモチ)のちぎり喰」

【漢字辞典】

「ういろう」を漢字で書くと「外郎」と表記する。


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