呼び水【よびみず】

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【意味】

呼び水とは、目的の水をさそい出すための水。ポンプから水が出ない時、別に小量の水を上から入れることなど。

【名前の由来語源・成り立ち】

呼び水の名前の由来について、ポンプの水が出ないとき、またはポンプで揚水するとき、別に用意した水を上からポンプに入れ、中の空気が逃げないようにして水を引き上げる。このときに入れる水のことを、目的の水を誘い出すために用いる水の意で「呼び水」と呼ぶ。

この「呼び水」の意味が広がり、ある事態を引き起こすきっかけとなる行為が出来事も「呼び水」というようになった。

【用例・実例】

*竹山道雄への公開状〔1951〕〈中島健蔵〉二「『誘いの水』が呼び水の役に立たず〈略〉わたくしのひとりずもうになったわけですが」

【漢字辞典】

「よびみず」を漢字で書くと「呼び水」と表記する。

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