湯葉【ゆば】

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【意味】

湯葉とは、豆乳を煮たて、その上面にできる薄皮をすくいとったもの。生ゆばと乾燥させたものとがある。椀種や煮物に用いる。うば。

【名前の由来語源・成り立ち】

湯葉の名前の由来について、「豆腐の上物(とうふのうはもの)」が略されて「とうふのうは」となり、さらに、「うは」から「うが」へと変化したとされる。

また一説に、黄色くて皺(しわ)があるところかが老女の姥(うば)の面皮に似ているところから「うば」が音変化して「ゆば」となったともいわれている。「湯葉」と書くのは当て字。

【用例・実例】

*風流仏〔1889〕〈幸田露伴〉三・上「山家の御馳走は何処も豆腐湯波(ユバ)干鮭(からさけ)計りなるが」

【漢字辞典】

「ゆば」を漢字で書くと「湯葉」と表記する。

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