【意味】
盗人萩 (ぬすびとはぎ)とは、マメ科の多年草。各地の山野に生える。高さ一メートルに達することがある。
【名前の由来語源・成り立ち】
盗人萩 (ぬすびとはぎ)の名前の由来語源について、古来の泥棒は、室内に侵入するとき、足音を立てないように足の裏の外側を使って歩くとされ、その足跡の形が、平たい半月形を2個つけた果実の形に似ていることから命名されたといわれる。
また、果実表面にかぎ状の細かい毛があり、それが気づかないうちに服につくのが盗人のようだからとする説もある。
【使い方・用例・実例】
*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「ヌスビトハギ」
【漢字辞典】
「ぬすびとはぎ」を漢字で書くと「盗人萩」と表記する。