【意味】
赤い糸とは、将来結婚する2人を結んでいるという、目に見えない運命のこと。
【名前の由来語源・成り立ち】
赤い糸の名前の由来について、中国の伝奇小説「続妖怪録」に由来する。
幼少時に両親を亡くした未婚の若者が、旅の途中で月明かりの下で袋にもたれかかって本を読んでいる老人と出会う。老人は袋の中の赤い縄を見せて、これで男女の足をつなぐと2人は必ず結婚するといい、相手を予言したところ、その通りになったという。結婚の仲人を「月下老人」と呼ぶのもここから来ている。
【使い方・用例・実例】
*麻子が、彼氏の実家から送られてきた荷物をのぞくと、そこには自分と同じ全身シャンプーが。帰宅し、入浴した麻子は「やっぱ、赤い糸かもね」と顔をほころばせる。(ORICON STYLE)
【漢字辞典】
「あかいいと」を漢字で書くと「赤い糸」と表記する。