【意味】
尼(あま)とは、仏門に入った女性。
【語源・由来・成り立ち】
語源・名前の由来について、サンスクリット語で善良な女性を意味するambaaからといわれている。本来は比丘尼(びくに)のことであり、男子の出家修行者(比丘=びく)に対して、女性の出家修行者のことを指していた。
ちなみに、髪を肩のあたりで切りそろえたことから、その髪型のこともいい、室町時代には、おかっぱ頭の童女を親しみをこめて呼ぶこともあった。
【使い方・実例・用例】
*いっそ尼さんになって、説法ができたら力になれるんじゃないかって考え、仏教の本を読んだ。(毎日新聞)
【漢字辞典】
「あま」を漢字で書くと「尼」と表記する。