【意味】
天邪鬼 (あまのじゃく)とは、人の言うことに逆らうひねくれ者、へそまがりのこと。
【語源・由来・成り立ち】
天邪鬼の語源・名前の由来について、『古事記』『日本書紀』に出てくる、「天探女(あまのさぐめ)」に由来し、「あまのさぐめ」がなまって「あまのじゃく」へと変化したとされる。
天探女は、「人の心を見計らって悪戯をしかける子鬼」とされることから、転じて、現代では「他者(多数派)の思想・言動を確認したうえで、あえてこれに逆らうような言動をするひねくれ者やつむじ曲がり、また、本心に素直になれず、周囲と反発する人、またはそのような言動を指して、「あまのじゃく(な人)」と呼ばれるようになった。
【使い方・実例・用例】
*意地悪なとこも、天邪鬼なとこも、子供っぽくて生意気なとこも全部」と告げられる。(モデルプレス)
【漢字辞典】
「あまのじゃく」を漢字で書くと「天邪鬼」と表記する。