阿弥陀籤【あみだくじ】

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【意味】

あみだくじとは、くじの一種。
線のはしに金額を書いて隠し、各自が引き当てた金額を出しあうくじ。また、線のはしに当たりはずれなどを書いて隠し、各自が引き当てるくじ。今日では、平行に引いた線の間に横線を入れることが多い。

【語源・由来】

あみだくじの語源由来について、比較的に新しい言葉とされているものの、この形式のくじは室町時代から使われていたとされる。

当時は放射線状に線が引かれており、阿弥陀仏の「後光」にかたちが似ていたことから、「阿弥陀の光」と呼ばれるようになった。しかし、現在はかたちを変えて当時のような放射線状ではなく、線を平行に引く形式に落ち着いている。

【使い方・実例・用例】

*国民性十論〔1907〕〈芳賀矢一〉五・楽天洒落「子供の遊を鬼ごっこといひ、鬮をすれば阿彌陀鬮といふ」

*病院の窓〔1908〕〈石川啄木〉「阿彌陀鬮をやってお菓子を買はうと云ふ相談をして居て」

【漢字辞典】

「あみだくじ」を漢字で書くと「阿弥陀籤」と表記する。

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