あんこ型/鮟鱇形【あんこがた】

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【意味】

太って腹の出ている相撲力士の体型のこと。「あんこう型」ともいう。

【語源・由来】

あんこがたの語源・由来は、体型が魚の「鮟鱇(あんこう)」に似ていることからそのように呼ばれるようになった。

反対のやせた体型は「ソップ型」と呼ばれるが、「ソップ(sop)」はオランダ語でスープのことで、スープに使用される鶏ガラにたとえていうものである。

【使い方・実例・用例】

*彼は腰が低いあんこ型の体型。それでいて抜群のスピードがある。

*無口の妻とうたう歌〔1974〕〈古山高麗雄〉「おれの嫡娼は、あんこ型のぼってりした女で」

*壺中庵異聞〔1974〕〈富岡多恵子〉七「今のあんこ型の男の相撲とりとあまり変らない」

【漢字辞典】

「あんこがた」を漢字で書くと「あんこ型/鮟鱇形」と表記する。

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