【意味】
道や場所を知らない人を目的地まで導いたり、ある場所を見せたりすること。また、物事の内容や事情について知らせること。
【語源・由来・成り立ち】
「案内」は漢語で、事件の内に、一件中に、を意味する。
日本では上代・中古に文案の内容の意で用いられ、平安時代以降は、事情や内容のこと、さらに転じて、それを問い合わせたり知らせたりする意味に変化していった。
古くは「あない」ともいった。
(※)上代 (じょうだい)日本史、特に文学史での時代区分の一つ。一般的には日本の文献が残されている時代、すなわち飛鳥・奈良時代を指すが、単に奈良時代以前を指す場合もある。
【漢字辞典】
「あんないする」を漢字で書くと「案内する」と表記する。