【意味】
青写真とは、設計図や工作図面などの複写に使う印画。
【名前の由来語源・成り立ち】
青写真の名前の由来について、「青写真」は、青地に白く図形や文字が表される写真で、材料が安価なため、図面をコピーする技術として普及し、建築や工作などの設計図としてよく用いられた。その用途から転じて、計画の意味が生じた。
【使い方・用例・実例】
＊「山びこ学校」訪問記〔１９５１〕〈臼井吉見〉中野好夫氏に「六年生の子が戦争中に理想社会の青写真の夢を、こんなにいきいきとうたったことは歴史的な事件といっていい」
＊日本人のへそ〔１９６９〕〈井上ひさし〉二幕「ただ、先生に逢ってからすこし、理想の青写真が変りましてな」
【漢字辞典】
「あおじゃしん」を漢字で書くと「青写真」と表記する。