あらめ【荒布】

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【意味】

褐藻類コンブ目の海藻。
宮城県以西の太平洋岸、および津軽海峡から九州までの日本海沿岸の干潮線下からやや深い所に生育する。生育地の水の深さに応じて高さ二メートルにも達する。黒褐色で葉を群生する。

【語源・由来】

荒布(あらめ)の語源・由来について、若布と比較して表面の皺などが粗いため「荒布(あらめ)」と呼ばれるようになった。

【実例・用例】

*博物図教授法〔1876〜77〕〈安倍為任〉一「黒菜(アラメ)は海藻類にして南海中に多く産す其色黒し煮て食用とす味ひ甘味なり」

【漢字辞典】

「あらめ」を漢字で書くと「荒布」と表記する。

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