【意味】
おもに学生などが時給制で一定期間働くこと。
【語源・由来】
アルバイトの語源は、ドイツ語で「労働」を意味する名詞の「Arbeit」に由来する。
明治時代に学生の間で使われていた隠語が、一般に広まったものである。英語ではパート・タイム・ジョブ (part-time job) やサイド・ジョブ (side job) 等という。
ドイツ語で Arbeit といえば労働全般を指し、あえて日本語でいうアルバイトに近い言葉をさがせば英語からの外来語でジョブ(Job)となる。
【実例・用例】
*おぼろ夜〔1949〕〈阿部知二〉「石狩はこのごろ、アルバイトにかまけてか、あまり教室に顔を見ませんが」
*赤い孤独者〔1951〕〈椎名麟三〉一・六「昼間会社へつとめ、夜はどこかの喫茶店でアルバイトしている女たち」
*降ってきたドン・キホーテ〔1953〕〈檀一雄〉「スキー学生のアルバイトを現金で廉上りに傭い入れるつもりでいたが」
【漢字辞典】
「アルバイト」の漢字表記はなし。