【意味】
馬酔木(あしび)とは、ツツジ科の大形低木で常緑。アセビともいう。
【名前の由来語源・成り立ち】
馬酔木(あしび)の名前の由来について、葉は有毒で、牛馬が食べると麻痺して足がなえることから「あしじひ(足癈)」の略とされる。
「馬酔木」と当てて書くのは、中国から来た馬が知らずに食べて酔ったようになったという故事にちなむ。
【使い方・用例・実例】
*大和路・信濃路〈堀辰雄〉浄瑠璃寺の春〔1943〕「この春、僕はまへから一種の憧れをもってゐた馬酔木(アシビ)の花を大和路のいたるところで見ることができた」
【漢字辞典】
「あしび」を漢字で書くと「馬酔木」と表記する。