翌檜【あすなろ】

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【意味】

翌桧(あすなろ)とは、ヒノキ科の常緑高木。東北地方から九州にかけて分布し、庭園にも植えられ、植林もされる。

【名前の由来語源・成り立ち】

翌桧(あすなろ)の名前の由来について、木が檜(ひのき)に似ていることから、明日は檜になろう、の意とされる。

また一説には、本来の檜には及ばないという意味で、「浅檜(あすひ)」が「翌檜(あすひ)」となり、明日(あす)の名がついた木ということから「あすなろ」となったともいう。

【使い方・用例・実例】

*左千夫歌集〔1920〕〈伊藤左千夫〉明治三六年「人たけにいまだ足らはぬあすなろの木群(こむら)の緑厠つつめり」

【漢字辞典】

「あすなろ」を漢字で書くと「翌桧」と表記する。

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